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助かった子供たち
今回の滞在中、実はボランティアも何もできなかった日が数日あるのですが、元々地元の方にお世話になっていた関係で、いろんな方のお宅に伺う機会を持つことができました。写真は、大船渡市の甫嶺(ほれい)地区。手前に瓦礫の山ができていますが、他の場所と比べると津波がきた形跡がある割にきれいに見えます。既に緑が広がっているところもあり、復旧が早そうな感じです。
被害が小さくて済んだのは、昔、この地区に津波が押し寄せた時、被害を受けた場所には家を建てないようにしようと決めたからなのだそうです。家は、ほとんどが高台に建てられ、低地には田んぼや畑を作るようにしていたのだそうです。

なぜか、ぽつんと残っているポプラの木が印象的。
そして、その近くに無残な姿で残っている建物が学校だった場所。一見、この学校の職員や子供たちは波に呑まれたのではないかと思われますが、校長先生の機転で、ほぼ全員が助かったのだそうです。体育館に集合させたら落ちてくる天井で怪我をするかも知れない、道路へ出るのも危ない、などのいろんな意見が出ていたところで、校長先生の指令で、校舎の2階から高台の道路へ抜ける非常階段を使って避難したのだそうです。一部、亡くなった方は校舎の天井の上で見つかったそうです。

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今回の震災で、学ぶべきことがいっぱいあっただろうと思うのですが、まだほんの一部しか伝えられていないように思えます。
by akaisaki | 2011-06-07 18:55 | 陸の散歩
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